出会い系サイトと言っても、それぞれに特徴があり、サービスを利用する人の年齢や目的なども異なっています。
なので、自分自身が求める出会いや交際の理想と方向性が合致したサービスを利用しなければ、納得のできる出会いがなかなか出来ないということになります。
そこで、マッチングサイトや婚活サイト、それぞれのサービスの方向性や利用者の特徴について解説しておきます。
出会い系サイトの種類
インターネット異性紹介事業、いわゆる出会い系サイトには、その方向性の違いによって、大きく3つの傾向に分類することが出来ます。
● マッチングアプリ(カジュアルな出会い)
● 婚活サイト(お見合い系)
● チャット系
マッチングアプリ
マッチングアプリはカジュアルな出会いで利用されることが多いサービスです。
出会いをテーマにしているのは間違いありませんが、異性だけではなく、同性や同じ趣味を通じたサークル的な出会いを目的として利用する人も多く、いわゆるSNSの延長線上にあるサービスとも言えると思います。
また、マッチングアプリと同じ系統ではありますが、リアルに集まること主題にした、合コンや飲み会のセッティングをメインにしたサービスもあります。
● 異性の出会い(恋人・カジュアル)
● 同性の出会い
● 同じ趣味・楽しみ(サークル的な出会い)
● グループでの出会い
● 合コン・飲み会セッティング系
マッチグアプリの利用に適した人
マッチングアプリは、結婚・婚活サイトのように、「結婚」や「交際」などのゴールを設定しているわけではないので、遊びやカジュアルな関係を求めて相手を探すのに適したサービスと言えます。
恋人や、異性の友達を探すことが、あくまでメインにはなりますが、グループに参加して、同じ趣味の人と会うことを繰り返す中で、意気投合した結果、恋人関係に発展していくなんていう、自然な恋愛の流れも期待できるサービスです。
なので、まだ結婚するつもりはなくて、単純に「出会いが無い」「切っ掛けが無い」などで、日々を淡々と過ごしているような人には最適のサービスで、マッチングアプリを利用することで、単調でマンネリ化した日常をかき混ぜて、新たな動きを生み出す切っ掛けになるツールでもあります。
婚活サイト・結婚相談
婚活サイトの多くは、結婚相談所が運営するものがほとんどで、利用者の目的が「パートナー探し」「結婚」で明確になっているのがマッチングサイトとの大きな違いになります。
サービスの内容としては「お見合い」をセッティングして相手を紹介するようなものになりますが、単純に相手を紹介するだけでなく、世話焼き係的な担当者がサポートすることで、縁になかなか恵まれない人や、人間的には素晴らしくても自己アピールが苦手な人であっても、お互いをよく知る切っ掛けを作ってくれるなど、サービスの内容としては個人というよりは「チーム」で活動するイメージが強くなるかもしれません。
マッチングアプリのサポートなどよりは手厚いサービスが受けられるようになるので、その分、入会金や成約料などが必要になる場合がほとんどですが、男女ともに「真剣に交際を考える」人が利用することになるので「パートナー探し」「結婚」という目的がはっきりしている分、行動もしやすくなり、目的に向かって頑張りやすくなるとも言えます。
婚活サイト、結婚サイトの利用に適した人
婚活サイト、結婚サイトの利用に適した人は、自分のアピールが苦手で、なかなか良好な関係を構築できないけれど、真剣に結婚を考えている人にとっては必要不可欠なサービスになるかと思います。
また、一般的に結婚やパートナー探しが難しくなってしまう、子持ちシングルや、中高年のパートナー探しにおいても、お互いの条件を最初からオープンにした上でお見合いなどがセッティングされるため、意気投合しやすいというメリットがあるかと思います。
チャット系
出会い系サイトの中には昔からあるオンラインチャット系のサービスもあります。
今で言うところのZOOM会議みたいなノリのサービスですが、他のサービスと大きく違うのは、相手と面倒なテキストメッセージのやり取り抜きで、いきなりオンラインで会話ができるというもの。
いわゆるチャットレディなどという仕事があるくらいなので、相手を求めてその場に居る人よりも、チャットレディとして登録している人の方が多いと思います。
なので、純粋な出会いの場とは違うという印象です。
しかし、逆に言えば、相手は会話をしてナンボの仕事なので、こちらの話がつまらなくても会話は続けてくれると思います。もしやる気のない態度であれば即切ってしまえば良いという割り切りも出来るのがチャット系の基本的な考え方になると思います。
チャット系は、外国人と離すのが不慣れだと、いざ英語を話す機会があっても、相手が外国人というだけで緊張してしまって「モゴモゴ」してしまうのを克服する練習の場として英会話チャットで練習するみたいなもので、女性と話すのが不慣れな人が、場数を踏むのに良い場所だと思います。
言わばキャバクラ的なツールではありますが、良い意味でプロ意識が薄く、素人的な部分もあるチャット系は、良い練習になるはずです。
チャット系の利用に適した人
日頃から女性と会話するのが苦手だったり、緊張してしまう人はチャット系で経験を積むというのは非常に有効な方法だと思います。