婚活サービス利用者の増加
婚活アプリ・婚活サービスの利用者が増えているそうです。
「婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると、全国の20~40代の男女に婚活サービスの利用実態や意識について調査した結果、2019年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は13.0%で2年連続過去最高を更新。特にネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が高くなっているとのことです。
また、婚活サービスを利用していた人は30.4%。婚活サービス利用者においては、42.8%が結婚に至っており、その割合は過去最高を記録しているほか、恋愛・結婚意向のある独身者の4人に1人が婚活サービス利用経験があるとのこと。
出典 「婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」
また、株式会社IBJが運営する日本最大級の結婚相談所ネットワーク『日本結婚相談所連盟』の発表によると2021年3月の「お見合い成立件数」が月間43,344件と過去最多を更新するなど、婚活サイトの利用がより身近なものになってきているようです。
参考 お見合い成立件数「過去最多」となる43,000件超を更新!オンラインを活用し、コロナ前を超えるお引き合わせが実現。
婚活サービスの利用者が増えている背景
出会いのストタイルの変化
以前の出会いの定番と言えば、交友グループや職場など、実生活のリアルな知り合いから発展するというのが一般的でしたが、インターネットの発展に伴い、出会いのスタイルに変化が出てきています。
街コンや出会い系サイトやマッチングアプリなど、直接の知り合い以外から知り合うチャンスも増えたことが挙げられます。
インターネット初期の頃はパソコンを持っている人たちがそのメインの利用者でしたが、今ではスマートフォンを所持する人も増えたことから、より身近な出会いのためのツールとして活用されるようになったことも利用者増加の背景になっているようです。
行政による婚活支援も後押し
婚活支援事業が開始されたことにより、婚活パーティー・お見合いパーティーなどを支援する自治体も増えたことで、婚活・お見合いパーティーがより身近な場所で開催されるようになっています。
以前は「恋人は自分で見つけたい」とお見合いなどによる紹介を敬遠する人も多くいましたが、出会いのスタイルが変わった他、主催者の努力やイメージの変化により、カジュアルな出会いの場所として認知されてきたことも利用者増加の一因と思われます。
コロナ禍の影響も
婚活サービスの利用者が増える背景にはコロナ禍により、飲み会やパーティなどで実際に会えるチャンスが極端に少なくなっているため、オンラインでの出会いにチャンスを求める人が多くなっていることも一因として考えられるようです。
オンライン化することで、場所や時間の制限がすくなく、また一回の費用も削減できるなど、積極的に婚活に励みたい人にとっては、利用価値が高くなることから、多婚活サービスでもオンラインお見合い制度を導入しているところが増えています。
離婚の増加と再婚の需要
以前は結婚すれば生涯添い遂げることが普通と考えられていましたが、時代の変化とともに、離婚のハードルも下がり続けていることから、離婚率も増加の一途をたどっています。
結果として、シングルマザーや、中年以降での再婚を希望する人も増えている中で、せっかく出会いがあったとしても、バツイチ、子持ちなどがハードルとなる場合があり、再婚へのハードルが高くなってしまうのが実際のところです。
そんな事情の中、婚活サイトなどでは、最初からプロフィールで情報をオープンにできるため、事情を知った上で交際の申込みとなり、再婚への障害が取り払われることになるなどのメリットもあり、再婚を希望する人たちが多く利用する傾向にもあるようです。
婚活マッチングサービス
婚活サイトやマッチングサービスを切っ掛けにして交際をスタートさせる人も多いです。
なかなかゴールまでたどり着けない人、出会いや縁に恵まれない人などは、現状を動かすためにも婚活サービスの利用はおすすめです。
同じ目的の人が集まる場所なので、通常の出会いよりも遥かにゴールまで進展する可能性は高いですし、目的がはっきりしている分、お互いを探り合うような遠回りをするようなこともありません。
例えば、離婚歴や、子持ちであったとしても、最初から情報として公開しているので、理解がある人と出会える確率も高くなります。
そして同じような悩みを持っている人たちでもあるので、お互いがお互いを理解しあい、良い関係を構築していくこともしやすいのが婚活・結婚相談サービスです。まずは資料請求でもして、いろいろと比較することから初めてみるのが良いかと思います。