「自分が好きになった人でなければ、恋愛対象として考えられない」というようなこだわりを持った人には、なかなか恋人ができない。
一般的には、好きな人を思い続けることを「一途」と言ってその気持を美化する傾向があるが、私はそうは思わない。むしろその無意味な価値観があるせいで、視野が狭くなり、いたずらに苦しむことにもなるのである。
一途であることや好きな人だけにこだわるデメリット
好きになった人と付き合えるのは理想だが
自分から好きになり「この人しかいない」と思える人と恋人になれれば、最高に幸せである。自分が好きになった相手と相思相愛になれるのが恋愛では一つの理想だし、誰しもがそうなれることを願う。
それはとても自然なことだし、好きな人と相思相愛なれることを目指すのはけして悪いことではない。
問題は「他の人は恋愛対象として見られない」「好きな人以外は考えられない」というようなこだわりを持tい、頑なに他の人を拒むことである。
そのこだわりには意味がない。いや、むしろ足枷になってしまう。
その無意味なこだわりがあるために、身の回りにある多くの幸せになれるチャンスを失うことになる。
実際に「好きな人以外は考えられない」というようなこだわりを持つ人は多いが、その多くが、そのこだわりのために恋人ができず、片思いで悩める日々を過ごしているのである。
一途になれば視野が狭くなりチャンスを失う
好きになった人だけを想い続け、他の人は恋愛対象として受け付けないということを「一途」と言う。
確かに一途に相手のことを想う気持ちは素晴らしいことではあるが、実際のところは必ずしもそうではない。
例えば恋人になれた時に、その相手だけを想い続ける気持ちはとても美しいものである。これが「一途」のあるべき形であり、多くの人が持つ正しい価値観である。この場合には、一般的に思われている「一途=美しい気持ち」という価値観で間違いがない。
しかし、恋人関係でもないのに、好きになった人だけを想い続けたり、その人にこだわり続ける場合は、けして美しい一途な気持ちではない。
一途に相手のことだけを思い続ける気持ちが美しいのは相思相愛の場合だけである。
ところが、多くの人は「一途な気持ちはどんな形であれ美しいもの」という間違った価値観を持っている。そしてそのために、いたずらに苦しんだり、悩んだりしているのである。
恋人関係でもないのに、一方的に相手を思い続けることは美しいことではない。その実態は周りの景色から目を逸しているだけである。目を塞ぎ、耳を塞ぎ、何も見ようとせず、何も聞こうとしていないだけである。
一途にこだわり過ぎると、視野が狭くなって周りが見えなくなってしまう。結果として、幸せになれるチャンスがすぐ近くにあったとしても気がつくことができなくなってしまうのである。
まずは付き合ってみることの大切さ
付き合ってみて分かることがある
恋人探しでよく例えられるのが物件探しである。
外観が気に入っても、いざ住んでみると、内装が悪くて居心地が悪かったり、逆に外観が気に入らなくても、間取りが良くてとても暮らしやすいこともある。邪魔だなと思っていた柱が意外と調子が良いことに気がついたりする。
恋愛も同じで、理想だと思っていたものが、一緒に過ごすことで、幻滅し、我慢できないほど嫌いな部分になることもある。その逆に、どうしても受け付けないと思っていたところが、どうしようもなく愛しい部分に変わることもあるのである。
付き合ってみるまでは分からない部分が多く、付き合ってみてはじめて、その人の良い部分も悪い部分も見えてくるようになる。好きだった気持ちが萎えてしまうこともあれば、まったく興味がなかったのにどんどん好きになってしまうこともある。
ところが、好きな人だけにこだわれば、これらの可能性を全て否定してしまうことになる。
仮に付き合うことができたとしても「思っていたのとは違った」となってしまうこともある。好きな人と付き合うことがけして正解ではない。
本当はもっと良い人、本当はもっと自分を幸せにしてくれる人を一途にこだわったがために、見落としてしまうのである。
駄目なら別れれば良い
好きになった人だけにこだわる人は「一度付き合えば、もうその人とは一生離れない」というような考え方をする人が多い。良く言えば、恋愛に対してすごく真面目なのである。
しかし言葉を変えれば、余裕がない状態とも言える。好きになった人にこだわればこだわるほど型にハマって身動きができなくなってしまう。
結果、相手の本当の姿が自分の理想とは違っていたとしても、自分自身に無理に納得させようとしたりして相手を肯定しようとするのである。行き過ぎれば、たとえ自分が不幸になっても相手と別れようとしない。
非常に間違ったこだわりであると私は思う。
恋愛はもっと自由に考えなくてはならない。
人は幸せにならなければいけないのである。
もし「違う」と思うのであれば「別れる」という選択肢があることを忘れてはいけない。
そうして何度でもやりなおし、自分が一番楽な場所、喜びのある場所、幸せなれる相手を見つけるのが正しい恋愛の有り方である。
まとめ
確かに自分が好きになった人と付き合えることは一つの目標でもあり、幸せであるのは間違いがない。しかし、恋人探しのゴールは、自身の幸せであり、安らげる居心地の良い場所である。
「好きな人と付き合う=幸せ」ではけしてない。
良くも悪くも思っていたこととは違うとうのはいくらでもある。
どんな相手でも結局は付き合ってみなければ分からないのである。
好きな人だけにこだわり過ぎないこと。
とりあえず付き合ってみて相手を知ってみること。
そうすることですぐに恋人は見つかる。
結局はその気持ちの余裕が自分自身の幸せに繋がっていくのである。
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