モテる教科書

好きな人を一途に想い続けても片想いが叶わない理由

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誰か一人を一途に好きな人をずっと想い続けるというのは、恋愛において、とてもピュアで美しいものだと思われがちである。しかし、一途に誰かを想い続けることがピュアで美しいというのは幻想であり、間違った価値観なのである。

しかし、残念ながら多くの人は「一途に好きな人を想い続ける」ことは素晴らしいことであり、本当の愛の形であると思い込んでしまっている。その結果、多くの時間を無駄にしてしまったり、間違った方向へと進んでしまい、自分だけではなく多くの人を不幸にしてしまう。

今回はこの「一途に好きな人を想い続ける」ことの罪、そして長い片想いは叶わない理由について解説してみたいと思う。

好きな誰かを想い続ける一途な気持ちはピュアで美しいなどというデタラメ

好きな誰かを一途に想い続けることの幻想と実際

好きな誰かのことを一途に想い続けることは、一般的な恋愛の価値観ではとても純粋で美しいことであるかのような評価をされている。

だから、一途に好きな人を想い続ける片想いは切なくも美しい愛の形として評価されている。

一途に好きな人を想い続ければ、いつの日か気持ちは相手に伝わると信じて努力している人も多い。気持ちが伝わらないのは想いや努力が足りないからと、さらに相手のことを強く強く想うようになり、もう他の人は好きになれないと思うくらいに相手を好きになっていく。

そのような好きな相手を一途に想い続ける姿こそが私達が一般的に抱くピュアで美しい姿であり、典型的な片想いのラブストーリーである。

しかしそれは多くの人を不幸にさせてしまう間違った恋愛の価値観なのである。

もしもそれが物語やおとぎ話の世界ならば美しいラブストーリーである。叶わない恋でも真実の愛と信じて、好きな人のことを想って死んでいく。一途に相手を想い続けるそのピュアで美しい姿に感動を覚えるはずである。

しかし、現実世界では一途に誰かのことを想い続ける姿は、美しさとは全くかけ離れたものであることが多い。

一途な片想いの実際の姿は独りよがりの気持ち悪いものである

一般的な恋愛の価値観で考えれば、一途に好きな人を想う気持ちはピュアで美しいもののように思えてしまう。

だから一度でも誰かのことを好きになったのであれば、その恋を簡単に諦めたりはせずに、真実の愛だと信じて相手のことを想い続けなければいけないと信じている。

簡単に諦められるような恋は本当の恋ではないと信じ、たとえ想いが相手に届かなくても「一生好きでい続ける」と心に決めて、何年もの長い間、好きな相手のことを想い続けているような人が世の中には沢山いるのである。

確かに、好きになった人のことを一途に想い続ける気持ちはピュアで美しいものである。しかし、それは相思相愛の時だけに限られる

例えば、夫婦のような関係になれば、お互いがお互いを一途な気持ちで、一生の愛を誓うというのはとてもピュアで美しく、完成された愛の形とも言えるだろう。

しかし、一方的に相手を想い続ける片想いでは全く事情が違ってくるのである。

それがどんなに強く真っすぐな気持ちであっても、そしてどれだけ長い時間、相手のことを想い続けたとしても、それはけして美しいものではない。

片想いの一途な気持ちは一方的で気持ち悪いものであり永遠に昇華しないものなのである

一途に誰かを想い続ける片想いが叶わない理由

気持ち悪い

一途に誰かを想い続ければ続けるほど、人はどんどん気持ち悪くなっていく。

何故ならば、一途に相手のことを想い続けることは、知らず知らずのうちに自分自身に暗示をかけているのと同じだからである。

片想いをする人は常に相手のことを考えている。結果として、どんどん思い込みが強くなっていく。「好きだ好きだ」と常に考えることで、自らに暗示をかけて、もうその人以上に好きな人が現れないと思えるくらいにその人のことを好きになっていく。

暗示をかけるうちに、自分の中で相手の像もどんどん自分の理想によって創り上げてしまう。結果として相手から拒絶されたり、何か都合の悪い事実があったとしても、自分にとって都合の悪い事実を排除して、都合よく解釈するようになってしまう

例えば、相手に既に付き合っている相手が居たとすれば「あんな相手と一緒で幸せなはずがない」「私ならもっと幸せにしてあげられるのに」などと、自分にとって都合の良い風に物事を考えるようになってしまうのである。

結果として、相手の気持ちを理解したり推し量ったりすることができなくなってしまい、自分にとって都合の良いふうに解釈するようになることで、相手とのギャップがどんどん大きくなってしまう。

相手がこれ以上踏み込んで欲しくないと感じていても、どんどん踏み込んで行ってしまう。なにかの誘いを断ったとしても相手を逃さないように追い込んでしまう。長い時間をかけて理想の像を自分勝手に創り上げていくことで、相手の気持ちが見えなくなってしまうのである。

そのギャップが相手には気持ち悪さとして伝わる。

だから積極的になればなるほど、ますます相手の気持ちが離れてしまうことになる。要するに追いかけても追いかけても相手に近づけなくなってしまう。それにすら気が付かないと超えてはいけないラインを超えてしまったり、相手から完全に拒絶されてしまうようになるのである。

相手のことを考えているつもりで自分のことを考えるようになる

長い時間、片想いを続けていると、相手のことを理解して相手の気持ちを考えているつもりでも実は自分のことばかりを考えるようになってしまう。

好きな人に会いたいのは相手の為ではなく自分が会いたいからである。けして相手が会いたいと思っているからではない。

好きな人と一緒に居たいのも相手の為ではなく自分が一緒に居たいからである。だから相手の都合や気持ちは考えられなくなってしまい、会えない理由や一緒に居られない理由を相手に問い詰めたりする。

長い間、片想いを続けていると、実際の密なやり取りがないまま、理想像を創り上げてしまうことで、相手の本当の気持ちが見えなくなってしまうのである。

結果として相手の気持ちなどお構いなしで、自分の気持ちばかりを伝えるようになり、相手の都合は全く考えられなくなってしまう。

相手の拒絶も全て自分の都合よく置き換えてしまうようになれば、相手がどんなに拒絶しても、距離を置こうとしても全く理解できないようになる。それに加えて「伝わらないのは想いが足りないから」というような思い込みや「もっと積極的になった方が良い」という周りからのアドバイスを受けて、どんどん相手に近づこうとしてしまう。

その成れの果てがストーカーである。

自分のことを全く理解できないような人と仲良くしたいとは誰も思わない。関わらないで欲しいのに必要以上に関わってくる人は気持ち悪くてたまらない。

普通に考えれば容易に理解できるようなことでも、長い間、片想いを続けているとその判断ができなくなってしまう。結果としてただただ気持ち悪い存在になってしまう。

要するに片想いを続ければ続けるほど、片想いの時間が長引けば長引くほど、状況はどんどん悪くなっていくのである。

モテる人が片想いをしない理由

モテる人はフットワークが軽い

一般の恋愛の価値観で正しいと評価されていることの多くは、大抵の場合、間違った価値観で歪められている。恋愛では何故か、モテない人の意見や妄想が正しいこととして評価されてしまっている。

今回のテーマであ一途に相手を想い続ける片想いもその代表的な間違った価値観である。

そもそもモテる人は片想いをしない。

モテる人はすぐに恋人が出来るので片想いをしなくても良いからと思われているが、実際はそうではない。モテる人は可能性の無い恋はさっさと諦めて次の恋を探すから片想いをしないのである。

モテる人は相手が自分に気がないと解るとすぐに見切りをつけて新しい恋を探す。そのフットワークの軽さこそが恋愛では全てにおいてプラスに働く。

早々に見切りをつければ深追いすることがないので時間を無駄にせず、傷も浅いので、スムーズに次の恋へと気持ちを切り替えることができるのである。

想いを寄せられる側からしてもアッサリとしているので「自分の事を好いてくれてたんだな」というくらいの好印象で留めることができ、気持ち悪いと思われることがないのである。

ここで重要なのは、相手から気持ち悪いと思われないという点である。

相手から気持ち悪いと思われなければ、その相手との可能性もまだ延々と残されていくからである。タイミングさえ良ければ一度気持ちを伝えることで、相手の方が逆に興味を示すようになるパターンも考えられるだろう。

そしてモテる人は、自分に興味が有る、満更でもないような相手に対しては、かなり早い段階で積極的に気持ちを伝えるという特徴がある。まだはっきりと相手のことを好きかどうかも分からない時点でも、なんとなく好きになりそうだなという気がすれば相手に対して気持ちをサラリと伝えるのである。

そうすることで相思相愛の場合にはお互いがモジモジするような無駄な片思いの期間が無くなり、そこから一気に恋人関係へと発展させていけるし、素っ気ない場合には早々に見切りをつけて傷が浅いうちに別の人へと気持ちを向けることができ、時間を無駄にすることがないのである。

これがモテる人の実践する方法であり、最も正しいモテるための方法である。逆に言えば、このあたりのメカニズムを意図するしないに関わらず自然に実践できてしまうのがモテる人なのである。

モテない人はモテる人とは真逆の行動をする

しかし、モテない人は恋の見切りが断然遅い。しかもなかなか気持ちを伝えないのである。

「そんなに早く相手の事を好きかどうか判断出来ない・・・」と簡単に気持ちと伝えることに抵抗を示す人も少なくないのである。本当にその人のことが好きなのか、じっくり自分の気持と向き合った上じゃないと判断できないと考えるからである。なので本当に好きになるまでずっと待ってしまう。

本当に好きになってしまうと今度は意識しすぎてしまいうまく相手に気持ちを伝えるのが難しくなる。そして相手に近づけないまま、片想い地獄に陥ってしまうのである。

「この恋は簡単に諦められるような、そんな中途半端な恋じゃない」とか「簡単に諦められるくらいなら恋なんてしない」などとラブソングの歌詞のように叶わない恋でも粘りに粘って、茨の道を自ら進んでしまう。

この行動パターンはモテる人の真逆なのである。

まとめ

長い間、特定の誰かをひたすらに想い続ける片想いをするような人は、恋愛に対してすごく真面目な考え方をしている人が多い。

悪く言えば、恋愛に対して過剰なほど期待をしているのである。人を好きになるということを重く考えすぎなのである。

重く考えすぎるからこそ、相手に気持ちを伝えることに対して慎重になりすぎてしまいタイミングを逸してしまったり、失敗を恐れて身動きが取れなくなってしまう。

とてつもなく大きな気持があるのに、好きな人を目の前にすると意識しすぎて本当の気持ちを隠してしまうようになる。

だからモテないのである。だから叶わない片想いで苦しい思いをして多くの時間を無駄にしてしまうのである。

人を好きになる気持ちは素晴らしいものである。とても素敵なことである。だからこそ早い段階でそれを相手に伝えなければいけない。そしてそれはけして重要なことではない。とてもカジュアルなものなのである。

もちろん自分の気持ちを大切にして真剣に考えたい思う気持ちも理解できる。しかしすぐに気持ちを伝えることがいい加減なこととは限らない。同じように真剣に自分の気持と向き合っていればそれで良いのである。

もしも気持ちを早めに伝えたにも関わらず、その気持が間違いだったと気がつけば、その時点で切り捨てれば良い。間違いだと気づいてダラダラと付き合いを続ける必要も義務もないのである。人の気持とはもともと移ろい変化するものである。間違いや勘違いを気にしたり恐れていては前にはすすめない。

その意識改革ができれば、もう辛い片想いで多くの時間を無駄にすることもなくなるのである。恋愛を本当の意味で楽しめるようになるのである。

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